Q.遺言書を書いておかないと起きてしまう問題を教えて下さい。

【質問】

遺言書を書いておかないと起きてしまう問題を教えて下さい。

【回答】

遺言書が無いと起きてしまう問題

① 相続人同士によるトラブル

遺言書が無い場合、仲が良かった家族や親族が、相続が発生した日をさかいに様々な部分で衝突が起きてしまいます。

土地や建物の不動産を誰が相続するのか、お金や思い出の品をどのように分配するのかでトラブルに発展してしまいます。

持ち家である不動産を売却してお金にするのか、被相続人との思い出が沢山残っている家に住み続けるかどうかで揉めてしまうご相談が非常に多いです。

家に愛着が無くお金が欲しい方は売却したいと考え、お金よりも思い出が大事と家を売却する事に反対の考えを持たれる方もいらっしゃいます。

そうなってしまうと話し合いがまとまりません。

また、「私が最期までお世話をしたのだから…」と相続財産を多くもらいたいと主張して、肉親同士で争いになってしまう問題もあります。

② 相続人の人数が多いと相続手続きが複雑になる

遺言書が無いと遺産分割協議を相続人全員で行い、全員の合意が必要になるのですがその際に相続人の人数が多ければ多い程、様々な意見が出てしまいまとまりません。

この遺産分割協議は1人でも納得出来ないと成立はしない為、相当な労力を必要になります。

遺産分割協議がまとまらなければ上記の①番のトラブルに繋がってしまい、結果、相続人同士の仲が悪くなってしまいます。

③ 相続人以外の方へ相続財産をあげる事が出来ない

よくお世話になった方、またはお世話をしてくれた方に遺言書が無いと相続財産を上げる事が出来ません。

「介護をしてくれるのが息子の嫁で、家族は面倒を見てくれない」というご相談が多いのですが、息子さんは相続人ですが息子さんの配偶者は相続人ではありませんので遺言書が無いとお世話をしてくれた息子さんの配偶者には相続財産を上げる事が出来ませんし、配偶者の方も不満を抱いたまま過ごす事になってしまいます。

④ 未成年の相続人がいると特別代理人を選任しなければいけない

未成年の相続人がいる場合、未成年者は遺産分割協議に参加する事が出来ない為、その代わりとなる「特別代理人」という代理人を裁判所に選任してもらわなければいけない手続きが必要となる為、費用と時間がかかってしまいます。

⑤ 判断能力が衰えてしまうと遺言書が作成出来なくなる

遺言書を作成する事が出来る年齢は15歳以上から作成する事が出来ます。

これは判断能力があるという前提なのですが、これが突然事故に遭ったり、高齢に伴って判断能力が衰えてしまうと遺言書を作成する事が出来なくなってしまいます。

以上が遺言書を書いておかないと起きてしまう問題になります。
今回ご紹介した問題以外にも数多くの問題はございます。

今は健康だから遺言書は必要無いと思っている方が多いかと思いますが、明日、何が起きるか分かりません。

もしかしたら交通事故に遭ってしまう可能性もございます。

または、急に大病に掛かってしまう可能性もございます。

その際に、「あの時遺言書を書いておけば…」と後悔しても手遅れになってしまう恐れがあります。

そうならないように、事前に遺言書を書く事をお勧め致します。

ただ、遺言書には法律で定められた要件と形式がございまして、その要件と形式を満たしていないと遺言書を書かれたとしても無効となってしまいます。

遺言書の書き方については「遺言の書き方」のページに記載しておりますのでご参照下さい。

当窓口では遺言を専門とした司法書士が在籍しておりますのでお気軽にご相談下さい。

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