Q.遺言を作ろうと思い知人に相談したところ、「自筆証書だと、あとでトラブルになりやすいらしいよ」と公正証書遺言をすすめられました。試筆証書遺言の書き方ではどんな点に注意すればよいのでしょうか。

自筆証書遺言のトラブル例

質問

Q.遺言を作ろうと思い知人に相談したところ、「自筆証書だと、あとでトラブルになりやすいらしいよ」と公正証書遺言をすすめられました。

試筆証書遺言の書き方ではどんな点に注意すればよいのでしょうか。

~自筆証書遺言のトラブル例

回答

A.

●自筆証書は作成方法が厳格

自筆証書の作成は、理屈の上では簡単ですが、実際にかいてみるといろいろと大変です。

表現があいまいだと、遺言が逆にトラブルの元になってしまいます。

財産の表記も、たとえば不動産については登記簿謄本等に基づいて正確に書かなければいけません。

訂正の方法も厳格で、気軽に訂正すると遺言自体が無効になってしまいます。

あなたが相談された知人の方はおそらくそういうことをどこかで聞いて、貴方にアドバイスしたのでしょう。

自筆証書遺言のトラブル例

具体的にトラブルになりやすい、あるいは遺言が無効となってしまう例を挙げてみます。

一 先の土地の半分を長男○○に相続させる

この表現で、遺言が無効となるわけではありません。

しかし、土地の半分がどの部分かは特定できません。

後で相続人間で分紛争が生じる可能性があります。

争いのないように土地を具体的に分割して相続させたいのであれば、生前のうちに分筆登記をして、土地を特定してください。

一 自宅の土地・建物を妻○○に相続させる

遺言者の意思は明確で、土地建物の特定は可能なように思われるかもしれません。

しかし、このような表現では法律上ではあいまいで、登記手続きが円滑にいきません。不動産登記地行証明書の記載どおりに書いてください。

一 左記建物を長女○○に使わせる

「使わせる」という表現では意味が明確ではありません。

所有権を譲渡するわけではなく、単に使用貸借の権利を与えるだけとも考えられるからです。

「管理させる」「まかせる」等の表現も不明確ですので避けてください。

所有家を譲渡するのであれば、「相続させる」「遺贈する」のどちらかの表現を使用してください。

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