家族信託と融資を活用した事例

最近の相談事例で民事信託や家族信託に関する相談が増加しています。

相談内容:家族信託を活用した融資の事例

①Aさんは相続税対策のために、マンションの建設予定がある。
しかし、事業計画の途中で認知症になっては計画が頓挫してしまう恐れがあるので、
家族信託を活用したいと考えている。
②家族信託を活用した際、金融機関に融資を断られるのではないかと危惧している。

ポイント:

①家族信託とは何か?
②家族信託を活用したら融資は申し込めないのか?

提案スキーム:

①家族信託とは、委託者、受託者、受益者の三人が登場します。
自分の財産(委託者)を受託者(受益者のために財産を管理する人)が
受益者(財産の権利をもらう人)のために財産を管理する手法です。

注意点は、財産の名義を移しますが、受託者の固有財産にはなりません。
つまり、預かるだけです。
委託者が認知症になっても、信託契約に基づいて、財産を管理するので
契約が頓挫することも防げます。

最近は、家族に障碍者がいるケースや再婚した場合などに活用します。

②結論から申し上げますと・・・融資は可能です。
気を付けるべき点は、信託契約時に受託者が融資を契約できる権限が必要です。

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